ワクチン(予防接種)


★定期ワクチン★

【肺炎球菌ワクチン】

65際の方が接種対象になります(2024年度から変更となります)

(該当年齢の方には、砺波市役所から問診票が送られてきます)

 

[接種期間]

 

予防接種対象者は指定された期間で接種可能です。受診前にお電話で予約をおこなってください。当日は『砺波市から送られた問診票』ならびに『マイカルテ』と『お薬手帳』をご持参いただきワクチン接種を受けていただけます。

 

[費用] 

個人負担:2,400円

 

肺炎球菌による肺炎発症ならびに重症化を防ぐことを目的に、高齢者の肺炎球菌ワクチン定期予防接種を実施します。接種を希望される方は、予約の上、予診票兼接種券を持参してください。肺炎球菌性肺炎は、肺炎球菌という侵襲性のある細菌によって引き起こされる肺炎です。この菌は主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通して飛沫感染します。日本人の約5パーセントの高齢者では、鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで、気管支炎、肺炎、敗血症などをおこすと一部重症化することが知られています。

是非、肺炎球菌ワクチン予防接種を受けて、健康維持をしていきましょう。

【インフルエンザワクチン】

 10月1日からインフルエンザワクチン接種を開始します。

インフルエンザは例年12月頃より流行が始まり、1月から2月にかけて流行のピークを迎えます。ワクチン注射後、2週目ぐらいから効果が出始め、5ヶ月程度効果が継続すると言われています。また今冬のインフルエンザについては、新型コロナウイルス感染症との同時流行も懸念されており、日本感染症学会からは積極的なインフルエンザワクチンの接種が推奨されています。流行に備え、本年中に接種することをおすすめします。砺波市在住の方は、高齢者、小学生、中学生は、市から助成があります。それ例外の方もワクチン接種を受付ています。 10月~12月までは基本的には予約不要です。何かご相談ごとがあれば、電話(0763-58-5454)や当院受付で、ご確認ください。お待ち申し上げております。

 

当院のインフルエンザワクチン料金は3000円です。

砺波市高齢者対象のインフルエンザワクチン料金は1300円です。

 

※小学生・中学生は砺波市インフルエンザ予防接種助成があり、1回接種につき上限3000円分が助成されます。

 

「母子手帳」や「マイカルテ(健康手帳)」ならびに「お薬手帳」をお持ちの方はご持参ください。

【子宮頸癌ワクチン】

 

[定期接種の対象年齢]

小学校6年から高校1年相当の方です。なお、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取組が差し控えられていた時期があったため、公費での接種機会を逃した方がいらっしゃいます。こうした方に、公平な接種機会を確保する観点から、平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方も公費でのワクチン接種が可能です。令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。

このワクチンは合計3回を半年かけて接種していきます。インフルエンザワクチン、新型コロナワクチンとの兼ね合いなど考慮して、いっしょに接種計画を立てていきます。

また、母子手帳があれば、接種券と一緒に持参してください。

 

 

【9価ワクチン(シルガード9)の接種スケジュール】

 『シルガード 9』を接種する方は、1回目接種を受けた日の年齢によって接種のスケジュールが異なり、合計2回または3回接種します。いずれの場合も、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。合計2回の接種で完了できる方は、1回目の接種を小学6年生から15歳の誕生日の前日までに受け、その後、5か月以上あけて2回目の接種を受けた方です。下記の表を参考にしてください。

 

なお、接種に関しては、前日までに電話(☎0763-58-5454)で予約をお願いします。

いずれの場合も1年間での接種完了が望ましい
子宮頸がん予防の9価ワクチン(シルガード9)の接種スケジュール

【日本脳炎ワクチン】

 日本脳炎は、日本脳炎ウイルスにより発生する病気です。蚊を介して感染します。昔は子どもや高齢者に多くみられた病気です。突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす病気で、後遺症を残すことや死に至ることもあります。日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなっていました。生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残る可能性があります。ワクチン接種によって、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができます。

 

【標準的なワクチン接種スケジュール】

 

 ・1期接種:初回接種については3歳~4歳の期間に6~28日までの間隔をおいて2回、追加接種については2回目の接種を行ってから概ね1年を経過した時期に1回の接種を行います。

 ・2期接種:9歳~10歳までの期間に1回の接種を行います。

感染症予防ならびに重症化予防のためにしっかりとワクチン接種を受けましょう。

【DTワクチン:2種混合ワクチン】

DTワクチン(二種混合ワクチン)はジフテリア破傷風を予防するためのワクチンです。ジフテリアや破傷風は感染症のなかでも、一度感染すると症状が比較的重く、回復にも時間がかかるとされています。

 DTワクチンの特徴として、トキソイドを利用しているという点があります。トキソイドとは、細菌が生み出す毒素を化学処理によって無害化したもののことです。これを人間に接種しても病原性は失われているため症状を引き起こすことはありません。このトキソイドを人に接種することで、毒素の特徴を人体の免疫系は記憶し、次回以降の感染時に毒素に対して抵抗するための能力を獲得することができます。

 二種混合ワクチンと似たようなワクチンとして、四種混合(DPT-IPV)ワクチンというものがあります。これはジフテリアと破傷風に加えて、百日咳(Bordetella)とポリオ(Polio)を予防するためのワクチンです。DPT-IPVワクチンは、DTワクチンと同じく定期接種の一つであり、一般的に生後3か月から1歳までに初期の3回が接種されます。

 DTワクチンは、このDPT-IPVワクチンの機能を補う目的で11歳から12歳までの小学5~6年生の時期に接種されます。DPT-IPVワクチンによって獲得された免疫力は、成長とともに次第に低下していきます。そのため、ある程度成長した後も感染しやすいジフテリアと破傷風に限って、再度免疫力を高める目的でDTワクチンは接種されるのです。

 現在、わが国でDTワクチンは「11歳以上13歳未満の時期に1回接種すること」で、定期接種(行政の補助を受けられるため金銭的な負担が軽く済む)扱いになります。標準的には、11歳から12歳までの時期に接種します。この時期はほかの定期接種などは無いためあまり気にすることはないかもしれませんが、インフルエンザワクチンなどの接種と重複する場合などは、医師と接種スケジュールを調整するようにしましょう。


★任意ワクチン★


帯状疱疹ワクチン

  

帯状疱疹予防ワクチンの接種を希望される方は、電話予約または受付にご相談ください。

 

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の発症予防・重症化予防をするために、帯状疱疹ウイルスの毒性をなくし投与するワクチンのことです。帯状疱疹は80歳のうち1/3の方が発症するとされる。 帯状皮疹と痛みを伴うのことがあります。水ぼうそうのウイルスである「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因です。小児の時に初回感染で水痘(水ぼうそう)が発症します。その後ウイルスは体内の神経節にひそみ続け、2回目以降の感染で帯状疱疹として発症します。

帯状疱疹は治療が難渋すると「帯状疱疹後神経痛」を発症し、治療に半年~1年以上かかることがあります。 また、帯状疱疹は日本で毎年60万人がかかる、ありふれた疾患です。 そこで、発症や重症化を予防するために「帯状疱疹ワクチン」があります。「帯状疱疹ワクチン」を発症前に接種しておくことで、帯状疱疹にかかりにくくするほか、帯状疱疹にかかった時の重症化を予防できます。

 

 現時点においては、「弱毒生水痘ワクチン」と「シングリックス®」の2種類があります。

これらはそれぞれ特徴が異なります。両者の違いは下記の通りです。

 

 

シングリックス®:

病原性をなくしウイルスの一部のみを使用した「不活化ワクチン」です。50歳以上で97.2%の予防効果があり、10年後も80%を超える長期予防効果があります。副反応として、注射部位の痛みや腫れ、全身的な倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱などがあり、弱毒生水痘ワクチンよりも副反応の頻度は多いです。弱毒生水痘ワクチンより高価です(2回接種で40,000円程度)。2回接種が必要です。

 

 

弱毒生水痘ワクチン:

水痘・帯状疱疹ウイルスを弱らせ病原性をなくし、乾燥凍結させたものです。60歳以上で51.3%の効果があり、8年目に31.5%まで低下するするため、5年毎の接種をお勧めしています。副反応として、注射部位の痛みや腫れが出現しますが「シングリックス®」よりは副反応の頻度は少なめいです。ただし、妊娠が明らかな方や免疫抑制患者(関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、難治性皮膚疾患などでバイオ製剤、免疫抑制剤投与をされている方)など、接種できない場合があります。なお、シングリックス®よりも安価です。

1回接種で五年毎のワクチン接種をお勧めします。

 

 

 

 

 

・おたふくかぜワクチン

 

成人発症による流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は不妊症の原因になる場合があります。なお、現在定期接種とはなっていないため、各自が自主的にワクチン接種を行うことを検討してください。

 

 

 

 

 

・B型肝炎ウイルスワクチン

 

医療、福祉関係の学生実習前や病院での就職前に必要になる場合があります。学校、職場でご相談をお願いします。

 

 B型肝炎ワクチンQ&A | 医療用医薬品 | KMバイオロジクス株式会社 さん

    【B型肝炎ワクチン スケジュール】

 

 

 

・肺炎球菌ワクチン

 

初回の市からの補助でワクチンを受けられたあと、5年毎のワクチン接種をお勧めしています。なお、5年以内での再接種を行った場合、副反応が強く出る場合がございますので慎重に接種歴を確認してからワクチン投与します。

 

 

 

 

いずれの接種希望の前日までに電話(☎0763-58-5454)で予約をしてください。なお、わからないことがあれば、電話で相談していただくか、来院してのご相談を承ります。ご遠慮なく不安なことをご相談してください。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

ワクチン接種
ワクチン接種

みんなでワクチンを受けて健康を維持していきましょう



★健康診断 - 検診★

【特定健康診査】

特定健診 (砺波市国民健康保険) 

受診期間 : 6月1日~9月30日(予定)

40歳以上の国保加入者を対象として実施します。

*対象者には市から受診券が送られてきます

 

協会けんぽの特定検診も受け入れています。詳しくは、電話(☎0763-58-5454)にご相談ください。

【風疹/第5期定期接種】

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性を対象に実施する風しんの

抗体検査及び風しんの第5期の定期接種を行っています。





健康を維持するために、積極的に健診を受けましょう。

健康維持のために健康診断を受けましょう!!
健康維持のために健康診断を受けましょう!!

★自費診療★

【AGA】

 AGA男性型脱毛症と呼ばれます。特に成人男性に多くみられる脱毛症です。現在では、ぬけげ、薄げ毛に困っている男性の多くがAGAといわれています。 主に男性ホルモンに起因して発症する疾患です。一部男性ホルモン以外にも遺伝や生活習慣などさまざまな要因が関わっている場合があります。 初期症状は、額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から抜け毛が起こり、すこしずつ進行性して薄毛が進んでいくのが特徴です。したがって、AGAを発症した場合は何らかの治療を施さない限り薄毛が進行し続けてしまうため、早い段階で診察を受けることをおすすめします。 なお、AGA診療は保険適応になりません。

 

 

一日一回毎日内服します
一日一回毎日内服します